ビジネス英語の基礎：初心者のための5つのステップ
ビジネス英語はどうすれば上達するでしょうか？
これからビジネス英語に取り組もうとしている方。やる気はあるけれど、何から始めたらいいかわからないという方。そんなみなさんのために、本格的に勉強する前に取り組んでおくべきことを5つお伝えします。
これをすることによってビジネス英語の取得がより確実になるでしょう。
1. 自分の目標を設定する
何かしらのプロジェクトを始める前に、それを行う理由と目的をはっきりさせるのが一番です。
昇進するためにビジネス英語を勉強する必要があるのでしょうか？それとも、英語のスキルが必要な新しい仕事に就きたいのでしょうか？以下をまずは考えてみてください。
- どの程度のレベルが必要かを判断する。昇進や新しい仕事にどの程度の英語力が必要なのかを確認する。
- 自分の現在のレベルを把握する。次に、目標レベルに対する自分の現在のレベルを正しく理解する必要があります。このオンラインビジネス英語テストを受けて、自分の現在のレベルを評価してみましょう。試験で難しかったり、聞き逃したりしたところをメモしておきましょう。
- 準備期間を確認する。そうすることで、その仕事や昇進に応募できるようになるまで、毎日どれだけの仕事をしなければならないかを計画を立てることができます。
- 目標を設定する。目標は、具体的で測定可能なもので、期限があるものが効果的です。英語のレベルを上げたい」というような漠然とした目標は避けましょう。代わりに、”私はX月までに、TOIECでYYY点を取る”のような目標を立ててみてください。その方がより明確で、いつまでに完了したのかがわかります。
- 計画を立てる。毎日、いつ勉強するのかスケジュールを書き、どの英語トピックに重点を置いて習熟度を上げるか決めましょう。
試験対策としてビジネス英語を勉強したい場合は、必ずその試験のサンプルテストを入手してください。合格するために必要な英語のレベルを理解するのに役立ちます。
例えば、ケンブリッジビジネス英語検定を取得したいのであれば、模擬テストが正しいレベルであることを確認してください。もしあなたが初心者であれば、Business English Certificate Preliminary examに興味があるかもしれません。ビジネス英語の資格を持っていれば、将来の雇用主に好印象を与えることができますし、より良い大学に入学することも可能です。
また、単に自己成長のためにビジネス英語を勉強したい人もいます。もしあなたがそうなら、モチベーションを維持するために、具体的な目標を持つようにしましょう。毎日、毎週、どの程度勉強したいのか、どのようなトピックを習得したいのか、といった目標を設定するのも有効でしょう。
2. ビジネス英語を教える学校に入学するか、独学で勉強するかを決める
これは本当に重要な決断です。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、通常は組み合わせるのが理想的です。
受講のメリット
- 教師があなたの進歩を見守ることができる
- 仲間と直接コミュニケーションできる
- わからないことがあればいつでも質問できる
- 仲間から刺激を受けることができる
コースに登録することの短所
- 特に大人数のグループレッスンでは、発言する時間が足りないと感じるかもしれません。
- シャイな人は、クラスで話したり質問したりするのが難しいと感じるかもしれません。
- 先生から個人的なフィードバックが十分に得られないかもしれません。
- スケジュール的に受講が難しい場合がある
個人学習の長所
- 文法、語彙、読解、リスニングの上達を実感できる
- 自分のペースで学習できる
- 自分の進歩に責任を持てるので、モチベーションが上がる
個人学習の短所
- 自分の勉強に対するフィードバックがない
- 個人学習だけでは、初級レベルには十分でないことが多い
- インタラクティブなコースのように、人と話すことができない
どのレベルであっても、個人学習と語学クラスへの出席を組み合わせるのが理想的です。
虎ノ門ランゲージではコースでの欠点を排除した授業を行なっています。
マンツーマンレッスンをビジネス経験豊富な外国人講師がしっかりと教えています。また、あなたのスケジュールに合わせた授業を組むことができます。
本当に上達したいのであれば、クラスに参加するだけでは不十分で、当然クラス外でもたくさん勉強する必要があります。
ほとんどの大都市には、集中コースを提供する語学センターや学校があります。遠方にお住まいの方は、オンラインコースを利用すると便利です。
自宅での学習は、独学で行うには最適な方法です。映画、音楽、本、ニュース記事など、本物の英語メディアを消費することで、英語圏に住んでいるような感覚を味わうことができます。
どんなに広範で高価な語学コースであっても、あなたの仕事をこなせるのはあなた以外にはいないことを忘れてはいけません。上達の度合いは自分次第ですが、そのために努力することは必要です。
3. 語彙力アップを目指す
すでに設定した目標に応じて、語彙力をどれくらいのスピードで身に付けたいかを決めます。しかし、「本当に早く上達したい」と答える前に、現実的な目標を設定することが重要であることを覚えておいてください。
1日に10個の単語を覚えるという目標は、一見大したことないように見えますが、1ヶ月で300個の単語を覚えることになります。その代わり、1日3単語を目標にし、それを強化することで、絶対に覚えたという自信を持つのはどうでしょう？
現実的でない高い目標を設定すると、途中で挫折してあきらめてしまうかもしれませんが、それよりも、自分が到達できる低い目標を設定する方がよい場合が多いのです。
どのようなビジネス英語が必要なのか、具体的に考えてみましょう。もしあなたが会計士なら、財務用語から始めるのが良いでしょう。経営者であれば、経営関連の語彙を。見本市によく行くのであれば、その分野をまずカバーしましょう。営業職で就職や昇進を考えているのであれば、その分野の重要な単語を見てみましょう。
どの分野から始めるにせよ、新しい単語をすぐに覚えようとしないことです。まずは定義を理解し、例文を読み、自分なりの例文を作る。毎日、過去に覚えた単語を振り返って、できるだけ使うようにしましょう。
4. 文法を忘れてはいけない
文法は、学習している単語を結びつけるのに役立つので、必要不可欠です。初級者であっても上級者であっても、文法のルールを復習し、そのルールを実生活で使えるような練習を続けましょう。
新しい文法事項を学ぶときは、新しい単語と同じように、まずその文法事項を理解することが大切です。そして、例文を読み、自分でも例文を作るようにしましょう。新しい文法規則は、できる限り使うようにしましょう。また、その文法がどのような場面で使われているかを知るために、ネイティブスピーカーの話を聞いたり、英文を読んだりするときに、よく注意してみてください。
5. スキルをミックスして使う
文法や語彙を学び始めたら、それらを常に実生活で使うことが大切です。読む、話す、聞く、書くときに新しい単語や文法規則を使うことでそれが可能になります。
リーディングとリスニングのスキルは、語彙と文法がまだでも、比較的早く身につくようになります。そうなると、テキストを読んだり他の人の話を聞くときに、何が書かれているのか、何を行っているのかを認識することができるようになります。語学を学び始めた人の多くは、「理解できるけど、必ずしも話せるわけではない」と言うのは、リーディングとリスニングが身につきやすいからです。
リーディングとリスニングで自信をつけたら、新しい単語やルールを使ってライティングやスピーキングの練習をしましょう。書くことは、使う言葉を考えたり計画したりする時間があるので、少し楽に感じるかもしれません。正しいスペルを忘れず、正しい方法で文章を書くようにしましょう。
ビジネス英語に取り組む準備が整いました
このようにビジネス英語を勉強する一番の利点は、常に自分が主導権を握っていることです。
どれだけ学ぶかは自分次第で、最後にはこう言えるのです。”自分のやり方でやった “と言えるのです。
虎ノ門ランゲージではビジネス英語を取得したい人への授業を行なっています。まずは無料カウンセリングであなたの目的から一緒に確認をし、今後の勉強プランを作り上げていきます。
